着物の誂えには、たくさんの工程があります。
ここでは現在制作中のお着物を例に、わかりやすくご紹介していきたいと思います。
2009年4月10日
淡い香黄色の地色に
優しい配色で色挿しした
春にぴったりの付け下げです。
手仕事。職人による
糸目に友禅職人による色挿し。
何度もご自分の肌に合う色目を色見本で合わせ
ピッタリの相性色を見つけられた
お誂え着物です。
優しいバックの無彩配色がポイントの
有色の彩色をうまく引き立てられた
素敵な付け下げに染め上がりました。
この後、金彩や刺繍をバランスをみながら
入れていきます。
2009年3月2日
おじい様から譲り受けられた
草履ですが鼻緒が悪くて
「このままでは履けないので・・」と
いうことで新しい鼻緒に取り替えました。
愛着をもって手入れし長く使う
素敵です。
奇麗に仕上がりました。
2009年2月10日
着にくくなったピンクを
「別色に染め直し=染め替え」
をしました。
仕立てを解きは縫い後、
着物洗い張りをして色抜きをし
ご希望色で染め替えをしました。
色抜きの際、柄も一緒に抜いて色無地として
染め替えです。
ピンクから鼠緑に生まれ変わりました。
染め替え料金などについては
お問い合わせからお気軽にお問い合わせください。
2009年2月5日
草履の鼻緒修理が仕上がりました。
職人の手仕事は、こうして新しく
奇麗に元通りに直ります。
今回は鼻緒をすべて分解し、
古くなってもろくなってい中紐と
錆びてしまっていた金具を
新しく付けかえました。
長く使ってください。