着物の誂えには、たくさんの工程があります。
ここでは現在制作中のお着物を例に、わかりやすくご紹介していきたいと思います。
2010年9月30日
織帯を使って制作した
「和装バッグ」 13,000円で、販売いたします。
シンプルなデザインなので
色々なシーンで、お持ち頂けます。
長財布も余裕で入り、お祝い袋なども
余裕で入ります。
◆素材 すべて絹です。
黒地に金・銀のススキ風のスッキリモダンな柄です。
使わなくなった帯で
バッグ制作も、承っております。
お問い合わせくださいませ。
2010年7月22日
お宮参りで使用される
男児「のしめ」のご用意を承り
仕上げの紋入れをさせて頂きました。
スッキリ真白の胡粉(ごふん)で
きれいに紋入れが出来ました。
すくすくと元気に育ってくださいませね。
2010年3月18日
金彩加工の帯
螺鈿の個所が
べたついて当て紙が張りつく。
この、粘着を抑える加工を致しました。
長期保管の間に加工下の樹脂の劣化が
防虫剤や空気などと、科学変化により
劣化したことが原因です。
全体のべたつきを抑え、
また気持ちよくお召頂けるように致しました。
2010年2月12日
麻生地を天然染料(柿渋・ウコン)で染めた
法衣のシミ洗いと丸洗いを致しました。
天然染料は染付が弱いので大変難しい加工でしたが
スッキリキレイに洗いが仕上がりました。
大きな雨によるシミがありました。
柿渋染め
ウコン染め
生地と染め方の合わせての加工で
仕上がりに違いが出ます。
2010年1月18日
伝統工芸の技術はモノつくりだけではなく
「元に戻す技術」のあります。
鼻緒の裏側のエナメル劣化。
表の佐賀織は美しいままでしたので
裏張のみの取り換えをさせて頂きました。
すっきりしました。
草履の裏張の取り換え
お着物好き!と草履を見せて頂いてもわかります。
着物作りをしている私、うれしくなります。
もう1点も。。
修理後の草履は
毎回どの草履も新品の様になります。