自分の好みに合わなかったり、どうしても取れない汚れがあって、しまったままにしているお着物はございませんか?
色を変えるだけで、再び新しい着物のように楽しめます。
色掛け染めとは、全体を浸染という染め方法で染めます(柄物の場合、模様も含めた全体)。
もっともお手軽な染め替え方法です。
浸染の場合、ガード加工(防水加工)が施されている着物でも染め替えることができます。
■写真はピンクの着物をグレーに染め替えの様子。
以下のような場合に用います。
※染め替え前の着物の上から全体を染める方法のため、最初より薄い色に変えることはできません。
色抜き染めは、今の着物の色を練抜(脱色)して白生地に近い状態に戻してから染める方法です。
色抜き後の生地の白さにより、染める色を選択ください。
染め替え後、色無地としてご使用ください。
■写真は色抜き後のお品物です。
※白色塗り模様や金銀箔、刺繍等が模様に入っている着物は色無地にすることは出来ませんが、一度、お気軽にご相談ください。
※染め替え前の着物の上から全体を染める方法のため、最初より薄い色に変えることはできません。
■写真は色抜き後のお品物です。
地色の染め替え(柄をそのまま残す)は、今の着物の地色のみを染め、柄部分はそのまま活かして染める方法です。
着物誂えと同じ柄伏せを施し、地色の変更のみが出来ます。
色抜きができないため、現状の色より濃い色での染め替えとなります。
※金銀箔、刺繍等が模様に入っている着物は染め替え後加工直しが必要になる場合があります。
※ガード加工(防水加工)が施されている着物の染め替えは不可です。
○:加工可能
△:加工内容によっては不可