
昨年末に地色まで染め終わった付け下げ。
これに友禅の配色を決めていき色を挿します。

この後金彩加工と刺繍を入れます。

先日の桜の染めが仕上がり
仮絵羽(仮仕立て)までできました。
白×黒に淡いピンクの桜が美しいきものです。 年明けの成人式用に
鼻緒と台をお選びになられた
草履のセットが出来ました。

上品なゴールドの草履です。 1年間通してダントツに多い桜の着物制作。
大豆位の大きさの桜の花びらを
13メートル(1反=着物1着分)に埋め尽くすように
描きます。

「桜」は国の花なので1年を通してお召しになれる柄です。

今回お預かりしたのは白地の付下。
黄茶シミが白地の所に多くみられシミ抜き不可でした。
柄色も少し派手との事で「柄も含めて色掛け染め」の
加工に指定されました。

全体の雰囲気が変わって生まれ変わりました。